2025年10月4日(土)に、本学新宿キャンパスにて巣鴨中学校?高等学校との高大連携プログラムを実施し、医学部進学を目指す高校1?2年生約30名が参加しました。
本学と巣鴨中学校?高等学校は2023年8月に高大連携協定を締結しており、今回は5回目の開催でした。プログラム内容は、以下の通りです。
?プログラム内容?
?卒業生講演(血液内科学分野 赤羽 大悟 主任教授)
?模擬授業「医療倫理」(人間学教室 石川 伸晃 准教授)
?巣鴨高等学校卒業生である本学在学生との座談会?キャンパスツアー
はじめに、巣鴨中学校?高等学校および本学の卒業生である血液内科学分野 赤羽主任教授による卒業生講演が行われました。血液内科の紹介から始まり、日本の医療が直面する課題や今の医師に求められるスキルについて講話され、生徒たちは熱心に聴いていました。
続いて、人間学教室 石川准教授による「医療倫理」の模擬授業が行われました。始めに哲学の歴史についての説明があり、グループワークでは、これまでの経験で「できるようになったこと」と「その時の気持ち」について発表し合いました。その後、病気によって当たり前にできていたことができなくなる苦しみを抱く患者さんに対する、医療者としての寄り添い方について考え、医療倫理を学ぶことの大切さを教わりました。
最後に、巣鴨高等学校卒業生である本学在学生との座談会?キャンパスツアーを行いました。座談会では、高校時代から現在に至るまでの勉強や学生生活に関する質問が多く出て、ざっくばらんな雰囲気で終始盛り上がりました。キャンパスツアーでは、第一校舎や記念会館、実習室等を案内し、無事閉幕しました。
今回も多くの教職員?在学生の協力により本学の雰囲気が伝えられ、盛況のうちに終了することができました。今後も引き続き、高大連携を深めるための取り組みを行ってまいります。
(アドミッションセンター)