2024年2月、IPECが主催する第13回TOPEC?看護英語試験に、本学から5名の受験者が挑み、喜ばしいことに、5名全員が見事に合格しました。
本学では、令和5年度より、1年次の必修科目である英語I,英語IIで医療現場において英語で運用できる看護師の養成を強化するために、日々の看護業務に基づいた英語教材を取り入れ、その総括としてTOPEC?看護英語試験の受験を推進しています。令和5年度からの新たな取り組みではありましたが、合格者のみなさんの日々の努力と挑戦があってこその結果です。
本学の看護英語は、基礎を着実に積み重ね、アウトプットの実践や看護における多文化共生などあらゆる方面からの学びを実施しています。学生たちが日々の学びに真摯に取り組み、自信を深めながら新たな挑戦に臨むことができるよう、今後も看護英語教育の質の向上に努めてまいります。みなさん、おめでとうございます!(国際教育研究センター 小島 多香子)
*IPEC:特定非営利活動法人プロフェッショナルイングリッシュコミュニケーション協会
*TOPEC (Tests of Professional English Communication)?看護英語試験:「職業分野別英語コミュニケーション試験」の看護学生や看護師、その他医療従事者が基本的な看護業務を英語で運用できる能力を測定する英語試験
(左から)第1学年の看護英語担当教員の森田先生、小島先生、合格者のみなさん、阿部看護学科長
■合格者からのコメント
この度、看護英語試験TOPECに無事合格することができました。看護英語や医療現場特有の英語表現を学ぶ中で挫けそうになることもありましたが、先生方の親身なご指導のおかげで乗り越えることができました。この試験は過去問がないため、学習方法に悩んだり、専門的な医療単語を覚えることに苦労したりすることが多々ありました。しかし、単語の語源を調べ、声に出して発音しながらインプット?アウトプットを繰り返すことで徐々に知識を身につけることができました。今後も学んだ知識を活かし、医療現場で使える英語力をさらに磨いていきたいです。