2024/05/17
社会貢献

中学生の「総合学習探求の時間による職場訪問」受け入れを実施

 2024年4月24日(水)に、本学医学科 腎臓内科学分野の竹口文博客員准教授と泌尿器科学分野の橋本剛講師の協力のもと、愛知教育大学附属岡崎中学校3年生2名が来訪し、受け入れを実施しました。

 同中学校では、生徒が在学している3年間をかけて、日常生活や教科の学習から課題を見いだし、自ら調査し探求する総合的な学習に取り組んでおり、今回、「日本の医療問題と技術」をテーマに研究していた生徒が、修学旅行を機に本学を訪れ、研究結果をプレゼンし講評を受けたいと申し入れがありました。そこで、様々な医療問題に対応している竹口先生と医療技術の中でもロボット手術を実際に使って治療を行っている橋本先生が対応しました。

 当日は、2名のうち1名の生徒さんが中学1年生から研究していた「日本の医療問題と医療技術について」と題したプレゼンテーションを行い、これに対し、二人の先生が講評する形で行いました。その後、生徒さんから質問を受け付けると、「人口が減少していく地域の人々が医療を平等に受けることができるようにするためにはどうすればよいか」「ロボット手術が今後どのように発展していくのか」など活発に質問がなされ、竹口先生、橋本先生が丁寧に解説していきました。

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研究結果を発表する生徒
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講評をする竹口先生
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ダビンチの説明をする橋本先生

<参加した生徒からのコメント>

 僕が訪問させていただいて印象に残ったことは複数あります。1つ目は作成したスライドを講評していただいたことです。理由は、自分の作ってきたスライドを1つ1つ丁寧に的確なアドバイスをくださり、そのうえで別の視点の意見を頂けたからです。例えば資料で数字を出したときに何の数字かを明確に示すことなどいろいろなアドバイスを頂きました。2つ目は、ダビンチについてです。ダビンチについては僕の勉強不足もあり、うまく言葉に表すことができず言葉に詰まることがありましたが、僕の言葉を理解して丁寧に説明してくださり、先生ご自身の経験から別の視点で意見をくださったことです。例えばダビンチのメリットの話で、遠隔操作や3次元立体画像などの話をお聞きできてとても有意義な時間になりました。この発信活動を通して、先生方がおっしゃっていた若い人の想像力や行動力などを大切にし、これからも自分のテーマを柔軟な発想で考え、行動に移していきたいです。

このニュースに関するお問い合わせ

学校法人中国体彩网 企画部 広報?社会連携推進室 03-3351-6141(代表)

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