2024年3月15日(金)に群馬県立中央中等教育学校3年生3名が来訪しました。同校では、生徒が取り組んでいる研究課題に関連した大学?企業?機関等を訪問し、自ら進めてきた研究を深めるとともに将来の進路について意識を高めることを目的としており、今回、育休制度普及について研究を進めてきた生徒がプレゼンをして、本学のダイバーシティ推進センターの講評を受けたいと申し出があり、同センターの横山詩子センター長をはじめ、室員である古屋奈穂子准教授(血液内科)、佐々木順子助教(糖尿病?代謝?内分泌内科)、事務局に加え、育休取得者である整形外科畠中孝則助教の協力のもと、受け入れを実施しました。
当日は、3名のうち1名の生徒さんが「育休制度普及について」と題したプレゼンテーションを行い、これに対し、横山センター長、古屋先生、佐々木先生から講評する形で行いました。講評の際には、同センターによるキャリア継続支援の取り組みについても理解してもらい、生徒たちは、畠中先生の育休取得の経験談など興味深く聞き入っていました。質疑応答では、生徒たちから「育休取得者が増えるためにどうすればよいのか」「制度を普及させるためにSNSの利用は効果的か」など活発な質問がなされ、先生方が丁寧に解説していきました。
■参加した生徒からのコメント
私は男性の育休制度普及の方法について研究しており、ダイバーシティ推進センターのHPを拝見し興味を持ったため、今回訪問させていただきました。
当日は、畠中先生の経験談を聞いて、ご自身が育休を取得した際の上司との会話など具体的な現状を知ることができました。出生時育児休業を普及することで、1歳までの育休をより効果的に利用できるのではないか、また育休取得については夫婦間でしっかりと話し合いをした上で取得することが大切だ、など参考になるご意見を多くいただき、有意義な時間になりました。今回先生方からいただいたアドバイスを、今後の研究に活かしていきたいと思います。本当にありがとうございました。
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