2023年10月28日(土)に「医薬工3大学包括連携推進シンポジウム」が工学院大学新宿キャンパスにて開催されました。これは、平成22年9月17日に、本学?東京薬科大学?工学院大学との間で締結された医薬工3大学包括連携協定の活動の一つであり、今後の学生教育?研究活動を深める取り組みを目指すものです。
シンポジウムは、会場校の工学院大学 伊藤慎一郎学長、共催校として本学 林由起子学長、東京薬科大学 三巻祥浩学長からのご挨拶に続き、工学院大学建築学部 柳宇教授の講演「呼吸器系感染症の伝播経路―どこまでコンセンサスが得られたのか」、本学組織?神経解剖学分野 髙橋宗春主任教授の講演「脳の進化と発生」、東京薬科大学生命科学部 冨塚一磨教授の講演「免疫系ヒト化動物を活用した抗感染症ヒト抗体創成基盤の確立」の3題の特別講演が行われました。各分野での最先端の研究成果の発表に会場内では活発な質疑応答が交わされました。
続いて、会場を移し、ポスターセッションが行われ、本学14演題、東京薬科大学7演題、工学院大学19演題、計40演題の発表がありました。「医薬工連携」の名前のとおり、3大学が医学?薬学?工学各分野の枠を越え、各専門分野の知識や技術を融合?昇華させた共同研究も多くみられました。
最後に、工学院大学 野澤康副学長の挨拶をもって、盛況のままシンポジウムが終了しました。
次回は本学が主幹校となり開催する予定です。皆様の日頃の研究成果の発表の場として、是非、ご参加頂ければ幸いです。(総務課)
講演される組織?神経解剖学分野 髙橋宗春 主任教授
ポスターセッションの様子