2023年9月3日から10日にかけて、看護学科4年生14名が4年ぶりの実施となった国際看護フィールドワークに参加しました。このフィールドワークは、特定非営利活動法人ISAPHの協力を得てラオスで行われました。プログラムにはJICAラオス事務所訪問、国立マホソット病院?カムアン県病院?サイブートン郡病院といった一次から三次までの医療施設の視察が含まれ、カムアン県立保健学校の訪問および看護学生との交流も行いました。また、サイブートン郡農村部で行われているアウトリーチ母子保健活動を見学し、現地のご家庭を訪ねる機会も持ちました。ISAPHの事業のひとつである食用昆虫養殖事業についても学び、そこで養殖されているゾウムシの幼虫の調理体験や試食も行いました。
どの施設においてもラオスの皆様に温かく迎えていただき、丁寧な説明を通じて現地の医療事情を理解することができました。ISAPH職員の方にラオス語のサポートを受けながら、現地の医療従事者や住民の方とお話をする機会もありました。学生たちは、日本との違いに戸惑いを感じつつも、ラオスの文化や人々の生活、保健医療システムに関心を寄せ、元気に日々の活動に取り組みました。この経験を通して、看護の意義や役割を改めて考え、グローバルヘルスに対する関心を高める貴重な機会となりました。
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