2021年12月東京都医師会が創設した「医学生懸賞論文 Student Doctor プラタナス大賞」において、本学医学科第5学年の吉森彩さんの「地域医療と地域活性化のためのまちづくり構想」の論文が優秀賞を受賞しました。
この賞は、それぞれの医学生が、自ら考える「医師像、医療のあり方」を創出し、将来医師となる医学生を支援するとともに、意識を共有して新たな医師会活動につなげることを目的としており、懸賞論文の募集テーマは医療?医学全般に関するものとして実施されました。
今回受賞した吉森さんは、今後さらに深刻化する高齢化社会?地域過疎化問題を医学生として積極的に取り上げ、医療と地域活性化の両方の視点から解決策を論じた点が評価されました。
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■吉森彩さんの受賞コメント
今回「医学生懸賞論文 Student Doctor プラタナス大賞」において優秀賞をいただき大変光栄に思っております。地域住民の支えとなるような家庭医を目指している私にとって、高齢化社会と地域過疎化の問題はとても身近に思え、自分なりに日々解決策を考えておりました。この度の受賞が皆様にとって少しでも高齢化や過疎地域の問題を考えるきっかけになりましたら幸いです。
コロナ禍で病院実習が中止?オンライン開催となっている中、オンラインで実施された地域医療の実習を通して、今回のまちづくり構想を思いつきました。
この度は素晴らしい賞をいただけたことに感謝するとともに、自分の目指す医師像に近づけるよう日々勉学に励みたいと思います。