進学説明会は、医学部医学科への進学、特に本学の受験を希望する受験生や保護者に対して、カリキュラムや学生生活などを紹介し、より深く知っていただく目的で実施しています。本年度は全体で491名の参加がありました。

　はじめに林由起子学長から開会の挨拶があり、本学の教育理念と期待する学生像などについての説明の後、河島尚志医学科長から本学の特色や教育カリキュラムの詳細な説明が行われました。続いて7月27日（土）は消化器内科学分野　糸井隆夫主任教授、8月24日（土）は呼吸器?甲状腺外科学分野　梶原直央教授より先輩医師からのメッセージが送られました。

　その後の医学科紹介ビデオでは、実際の講義?実習風景やクラブ活動の様子、さらに新大学病院の様子が紹介されました。本学のPR並びに受験生の本学への理解を深める一助になったと思います。続いて在学生からのメッセージとして第1学年2名、第5学年1名、第6学年1名から受験勉強や入試対策など受験に臨む際の実体験を交えたエピソード、本学に入学して良かった点や実際に受けている講義や実習の様子、クラブ活動の盛んな状況など学生生活に関して多くのことが詳しく話されました。在学生の心のこもったメッセージから受験生は力強いエールを感じたことと思います。

　最後に、小西眞人アドミッションセンター長から入試概要についての説明を行い、全体説明会は終了しました。

　その後、場所を移しての個別相談会があり、教職員の説明に熱心に耳を傾け真剣にメモを取る受験生や保護者の姿が多く見受けられました。

　全国の医学部では、特色ある医学教育を推進し、質の高いカリキュラムの構築に努めています。本学においてもこのような機会に、受験生に対して本学独自の医学教育カリキュラム等を広く紹介することによって、本学で医学を学んでみたいという受験生のモチベーションを高め、より優秀な入学者の確保につなげていきたいと考えております。