2018年8月28日
学校法人中国体彩网
第三者委員会の設置について
本学は、平成30年7月24日付での本学前理事長および前学長の起訴、ならびに学校法人中国体彩网内部調査委員会作成の同年8月6日付け調査報告書(以下、「内部調査報告書」という。)を受け、同月28日開催の理事会において、以下のとおり、第三者委員会を設置することを決定いたしましたので、お知らせいたします。
1 第三者委員会の目的
本学医学部医学科入学試験の合格者選定における不適切な行為を中心とした本学の問題行為に関する事実調査および原因の究明、ならびに必要な改善提案(以下、「本件調査等」という。)を行うものとします。
2 第三者委員会の構成
委員長 那須弘平弁護士(あさひ法律事務所オブカウンセル?元最高裁判所判事)
委員 半田正夫弁護士(TMI総合法律事務所顧問弁護士?元青山学院大学理事長?学長)
委員 大野京子医師 (東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科教授)
※大野京子医師につきましては、所属先での手続が終わり次第、就任となります。
※日本弁護士連合会による「企業等不祥事における第三者委員会ガイドライン(改訂平成22年12月17日公表)」に沿って選定しており、各委員は本学との利害関係を有しておらず、第三者委員会の独立性を阻害する要因はありません。
<各委員の選定理由>
委員長 那須弘平弁護士
長年にわたる弁護士および元最高裁判所判事としての経験に基づく、組織のコンプライアンスおよびガバナンスに関する深い理解と見識、ならびに事実調査に関する高度の知見を備えており、第三者委員会の長として適任であると判断しました。
委員 半田正夫弁護士
法学者としての高度の知見を備えるとともに、私立大学の理事長?学長としての経験に基づく私立大学のコンプライアンスおよびガバナンスに関する深い理解と見識を備えており、委員として適任であると判断しました。
委員 大野京子医師
医科大学の教授として、医科大学のコンプライアンスおよびガバナンスに関する深い理解と見識を備えるとともに、世界的に著名な研究者であり、医科大学に所属する女性医師として、医科大学における女性医師を取り巻く諸問題に高度の知見を備えており、委員として適任であると判断しました。
※委員の略歴はこちらを参照ください。
3 本件調査等のスケジュール?今後の予定等
本件調査等につきましては、関連する資料の多くが東京地方検察庁に押収されているところではありますが、現状で入手できる資料に基づき、まずは本学医学部医学科の平成30年度入学試験から調査を行い、平成30年10月中を目途に、一度、その結果をご報告していただきます。
本学といたしましては、同報告を受領の上、速やかに公表いたします。
以上