平成29年2月24日、センメルワイス大学(ハンガリー)と姉妹校および学生交流協定を締結いたしました。
センメルワイス大学はハンガリーの首都ブダペストに位置し、1635年に創立した370年以上の歴史を持つ大学で、卒業生にはノーベル賞受賞者など、国際的活躍が知られる研究者を多く生み出しています。大学名の由来となるセンメルワイスは産褥熱の蔓延に対し、医療従事者の手洗いの重要性を実証したことで知られています。
調印式は、ハンガリーのセンメルワイス大学で挙行され、在ハンガリー日本国大使館より小菅大使も招待され、両国のアカデミック分野における関係の強化を公式に促すものとなりました。
平成29年4月4日、センメルワイス大学との姉妹校締結を記念した特別講演会が本学で開催されました。
その後、本学において、センメルワイス大学との姉妹校締結を記念した特別講演会が開催されることとなり、センメルワイス大学からは?goston Szél学長、外科のProf. József Sándor教授、国際交流センター長の Marcel Pop教授をはじめ、センメルワイス大学の卒業生で、今回の交流を仲介された日本在住の病理医であるマリア?メルニェイ先生が来学され、ハンガリー大使館からGy?rgyi Juhász参事官も来学されました。
講演会は鈴木衞学長の開会挨拶で始まり、Jeremy Williams主任教授の司会のもと進行し、Szél学長からは「センメルワイス医師の紹介」、Pop教授からは「センメルワイス大学の紹介」、そしてSándor教授からは「日本とハンガリーにおける医学関係史」について英語で講演いただき、会場には約90名の医学生と教職員が集まり、姉妹校締結を祝うにふさわしい盛会となりました。
今後の展望として、まずは、学生交流の開始(来年4月より本学の学生2名の派遣予定)を皮切りに、大学院や医師、看護師の派遣?交流へ拡大していければと考えております。