10月から始まった掘削工事もいよいよ終盤。北側から掘削が完了し(床付けといいます)、7~10月に打設した杭の頭部も見えてきました。
床付けが完了した箇所では、電気工事で建物のアース線を埋込み、躯体工事の為に床を水平堅固にするために、レベルコンクリートを打設、その上から躯体の形状を墨出しする、という流れで作業が進んでいます。外周部で行っていたアースアンカー工事も、2月中に3段目まですべて打設と緊張が完了しました。
また、2月から杭の頭部の余分なコンクリートを撤去するための、杭頭処理工事が始まりました。
杭頭の処理工事を行うときにコンクリートを叩いて壊すため、騒音の発生が心配されましたが、現場で開発された防音対策設備(パオ:現場で命名)を使用することで効果的に騒音を抑えられていました。