アドバンストプログラムとは
本プログラムは、博士課程「共通科目」を基盤とし、より高度で実践的な内容へと発展させた教育プログラムです。体系的な知識と技能を習得し、研究力と実践力の向上を図ることを目的としています。
2026年4月からは、「研究推進人材育成プログラム」と「医療データサイエンス講究」の2つの専門プログラムを開講します。
博士課程の大学院生であれば、学年を問わず受講できる自由度の高い設計となっており、各自の研究計画に合わせて柔軟に履修することが可能です(現在、在学中の方も2026年4月~受講可能)。
プログラムの概要

研究推進人材育成プログラム
研究を推進していくためには、高度な専門的知識と経験を持つ人材との連携が不可欠ですが、これまでこうした人材の体系的な育成は十分に行われていませんでした。
 本プログラムでは、高度専門職人材の役割や実務を学ぶ機会を提供し、産学官連携や海外機関との協力を通じて、未来の研究を先導する多様な人材の育成を目指します。
<主なプログラム(抜粋)> ※科目一覧はこちら>>
- アカデミアにおける研究推進(ARO/URA)
 - 科研費計画調書ピアレビュー
 - 医薬品?医療機器の研究開発
 - レギュラトリーサイエンス
 - 治験?医師主導治験
 - 社会実装への取り組み
 
科目責任担当者からのメッセージ(横山 詩子 医学 研究科長)
基礎研究から臨床研究、医療への応用に至るまでの一連の流れを、講義と様々な施設での演習を通じて体験できる初のコースを作りました。基礎?臨床問わず研究に興味がある方、研究推進に必要な多様なプロセスに興味がある方、未来の医療を開拓しているリーダーと交流したい方、参加をお待ちしています。
医療データサイエンス講究
講義と演習を通じて先端的かつ実践的なデータサイエンスの知識と分析スキルを修得し、医療分野における多様なデータを活用した課題解決に貢献できる人材の育成を目指します。
<主なプログラム(抜粋)> ※科目一覧はこちら>>
- Rで学ぶ医療データ解析
 - 傾向スコア法
 - 因果媒介分析
 - 医療データサイエンスの実際
 
科目責任担当者からのメッセージ(田栗 正隆 医療データサイエンス分野 主任教授)
このプログラムは、医療を中心とした幅広い領域でデータを活用できる人材の育成を目的としています。Rを用いた医療データ解析をはじめ、傾向スコア法や因果媒介分析などの統計的因果推論、さらに機械学習や異質治療効果推定といった先端的な手法を、講義と演習を通じて体系的かつ実践的に学びます。データサイエンスの力を身につけることは、将来のキャリアにおいて大きな強みとなります。皆さんの積極的な参加をお待ちしています。
■お問い合わせ先
中国体彩网 総合事務センター大学院グループ
E-mail:ds-dgi@tokyo-med.ac.jp
※入学後、総合事務センター大学院グループにて履修登録をしてください。
